トゥシビー(沖縄の生年祝)

母から連絡がありました。

「明日は午の日だから、孫の『トゥシビー』ですよ。」と。


トゥシビーとは、生年祝(せいねんいわい)のことで、長寿や健康、無病息災を願って祝うものです。


数えの13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、85歳、97歳が生年祝いの年齢になります。

97歳までって流石、長寿沖縄です!(^^)!


今では七五三もポピュラーになっていますが、当時の沖縄では女の子の為のお祝いといえば「十三祝い」が代表的なものでした。

(勿論、私の同世代でも七五三をした方、いますよ♪)


それは、昔は25歳になるとお嫁に行く娘が殆どでしたので、家族で祝うトゥシビー「十三祝い」が最初で最後だったから、というものです。

私は次の49歳のトゥシビーも両親に祝ってもらえそうです。(^_^;)


しかも、最近では男の子も祝うようでして・・・。

我が家にも一人、午年生まれの甥がいます。

母からは、その連絡だったのです。


それから、もうひとつ。

旧正月を過ぎた最初のその年の干支から(今年は初午の2/4から)12日間、家族の健康を願いお仏壇にウートートーします。

10人、大家族の我が家では、子・寅・辰・午・申・戌・亥と7日お供え物を作り、健康を願いました。

その儀式(笑)を担当するのが、祖母カメちゃんでした。


※『六十(るくじゅう)』厚揚げを二枚重ねにして、塩、泡盛をお供え。

なぜ、二枚重ねにするかというと↓ちゃんと意味があるのです。


「六重重にりば百二十ぬうとぅし百(むむ)といちまでぃんむていさけい」

(六十を重ねたら百二十の御歳 百を重ねるようにいつまでも 栄えに栄えて)


るくじゅうは祝いの膳に食すものでもあったそうで、我が家では、厚揚げを二枚重ねにし、その上にお塩を少々、そしてお猪口に泡盛を入れ、グィっと。


今年も2/6の申の日に、実家では母が私の健康を願いウートートーしてくれます。

因みに、嫁いだ姉達は嫁ぎ先で祝うので娘は残った私だけ~。(^_^;)

何とも複雑な気分ですが、嬉しい家族の愛を感じる儀式です。



※『六十(るくじゅう)』


琉球王朝時代の料理で、『イタミるくじゅう』というのがあり、それは明治の初期頃まで食されていたそうです。

中華圏の屋台で見かける、臭豆腐のようなものです。


島豆腐を1cm程度に薄く切り、ザル一面に敷き詰め、一晩冷たい空気にさらします。

豆腐が軽く発酵しはじめ、少し匂いが出たところでそれを両面焼いて、香ばしくなった頃が食べごろ。


この発酵加減(要するに腐らす事)が美味しさを左右するようですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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